保育方針・保育理念
保育理念
人間は幸せになるために生まれてきます。
今だけを大切にして生きるのではなく、10年後・20年後といった未来の自分や家族、友人を守れるように育って欲しいと願っています。
子どもは、自ら伸びていく「芽」を持っています。
私たちは、子どもたちが乳幼児のときからその芽を大きくするための 光 と 水 と 土 でありたいと思っています。
友達に出会い、心が動き、遊びに発展し、その瞬間にこそ「意欲」が育ちます。
子どもの興味や好奇心を守るために、子どもたちの心の声に耳をかたむけ、目の動きや指の動きで心の声を聞き分けるように努めています。
そのような保育としての関わり方を大切にしながら子どもたちと向き合っていきます。
子どもたちの健やかな成長のためには、その子どもたちを慈しみ育てている親御さん、その親御さんを立派に育て上げたお年寄りの存在が大きく関わっています。
私たちは、子どもたちに関わるすべての世代が幸せになれるように子育てを応援いたします。
保育目標
「人生100年時代」という言葉をよく耳にすると思います。
子どもたちがこれからの100年間を生き抜くためには、幼少期において「丈夫な身体を作り、豊かな感性を育てる」
このことがとても大事なことだと私たちは考えています。
そのため、木場福祉会では「早く育つよりも、しっかり育つこと」を重視しています。
そして、子どもたち自身に、自分の価値観や存在を肯定できる「自己肯定感」を身につけて欲しいと考えています。
自己肯定感を持つことで、「非認知能力」が備わります。
非認知能力を伸ばすことで、日常での遊びの中でも
「どうしたら○○が出来るだろうか?」
「次はこうしてみよう!」 という 思考・行動の粘り強さ が生まれます。
子どもたちと長い時間を過ごす大人が「答え」を教えるではなく「ヒント」を与え、
・ 日々新しいことにチャレンジする姿勢
・ 時にはうまくいかないことへの悔しさと再チャレンジへの意欲
・ 成功したときの喜び
これらを共に分かち合える瞬間をこれからも大切にしていきたいと考えています。
木場福祉会では「子どもが自ら考え工夫することが出来る環境」を提供いたします。
IQや学力といったテストなどで評価している能力を「認知能力」と言います。
一方、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会活動において重要な影響を及ぼす能力を「非認知能力」と言います。
(一般財団法人 日本生涯学習総合研究所より引用)
非認知能力は、乳幼児期から育ち生涯衰えない力と考えられています。
また、非認知能力が高いと認知能力が高まるという相関性もいくつかの研究で報告されています。
園の特色
長崎県の島原半島という海と山に囲まれた自然豊かなところに木場福祉会の施設はあります。
それぞれの施設が併設されているため、ともに遊び・ともに学ぶこともあります
こば保育園
「伸びない子どもはいない」をスローガンに、園児一人ひとりに寄り添い自ら考え工夫し、自己肯定感を育てる保育に取り組んでいます。
支援を必要とする子と共に生活し、互いが育ち合う保育(インクルーシブ教育)に30年前から取り組んでいます。
学童あらいぐま
昨今の社会情勢では「仕事と育児の両立」を重視する意見が多い中、木場福祉会では30年前から学童保育に取り組んでいます。
子どもたちが自発的に遊びを考え、ルールを工夫し、また明日も一緒に遊ぶことを楽しみにできるような環境を提供しています。
児童支援センター エミール
子どもたちは、お互いに手を差し伸べられる 仲間づくり と 主体的な遊びから生まれる 想像力 で、未来を切り開くことができます。
こば保育園と同様に、一人ひとりが達成感の中で自己肯定感を育てれるような保育に取り組んでいます。
組織概要
名称 | 社会福祉法人 木場福祉会 |
種別 | 第2種社会福祉事業(保育園の経営、放課後児童クラブの経営、障害児通所支援事業の経営、病後児保育、休日保育、障害児保育) |
法人設立年月日 | 昭和56年10月26日 |
事業開始年月日 | 昭和57年 4月 1日 |
所在地 | 長崎県南島原市布津町丙187-1 191-1 |
連絡先 | 0957-72-6126 FAX番号 0957-72-6127 | 電話番号
利用定員 | 40 名 |
敷地・面積 | 3847㎡ 園庭 1190㎡ |
延床面積 | 637.17㎡ |
建物・設備 | 木造平屋建て、全室冷暖房完備、乳児室床暖房完備、プール完備 |
開所時間 | 開所時間 午前7時から午後7時まで(延長保育含む【延長午後6時~午後7時】) 休所日 日曜日・国民の祝日・休日・年末年始(12月29日から1月3日) 休日保育有 開所日 月曜日から土曜日 |